日本の情報管理の杜撰さにあきれる

真珠湾が奇襲となったのは、日本大使館が本国からの宣戦布告を正しく伝達できなかったからだといわれる。(参考リンク

日本は、戦前においてはもちろん、今現在においても戦略的情報操作が下手だ。だが、上記の例はもちろん、本日の北朝鮮ミサイル(飛翔体)発射情報の誤報については、「下手」では済まされない失態だ。

Web上でのリアルタイムの情報取得手段が、無い

誤報自体や、日本の防衛体制が低レベルだという問題はさておき、我々がこのミサイル(飛翔体)の発射などの「リアルタイム性・速報性」が重要な情報を見るとき、決定的と言える手段が無いことに気付く。

結局は、テレビやラジオということになるが、テレビはいつでも見ルことが出来るわけではないし、民放の場合CMが入るのでリアルタイム性という点では少し劣る。ラジオも同様だ。

今回のミサイル(飛翔体)発射情報に限らず、常日頃リアルタイム性・速報性が重要な情報がいくつかある、それは為替や先物、株などに関する情報もそうだし、ローカルな事件のニュースなどもそうだろう。

記憶に新しいのは、WBCだ。WBC決勝、日本対韓国の一戦はテレビで国民の半分が見たと言われる。実際、ワンセグで見てる人や家電量販店で平日の昼にもかかわらず見ていた人が大勢いた。

私はというと、Yahoo!ニュースの速報を30秒毎に自動更新にしていた。ほかにも、Twitterや、他のリアルタイム更新サイトで知る術があったようにも思う。

そのようなWBCやミサイル発射情報のような、常日頃起こっているわけでもなく、しかしかなり多数の人が知りたがっている速報性の情報、「まさに今何がおきているのか」を知る手段として、Web上の手段はあまりにも拙い印象を受けた。

それはもちろん、既存の検索エンジンがクローリングを必要とし、情報が発信されてからクローリングおよびキャッシュされるまでのタイムラグがあるからである。この部分は、いかにグーグルとはいえ解消は難しいだろう。どうしても人の手が入らざるを得ない。

GoogleがTwitterを買収?

そこで出てきたのが、この話:「GoogleがTwitterを買収する交渉中」
(参考サイト:⇒情報筋より: GoogleはTwitterの買収で交渉中(更新版)
(続報:⇒情報筋より:Twitterは10億ドルでも売るつもりはない

Googleは、Twitterのようなシステム、エンジンを全く持っていない。なぜ(Labsででも)やらないのかは不思議だったが、買収する予定だったのだとしたら、このTwitter買収はGoogleにとっては肝となるだろう。10億ドル出すかもしれない。株主がなんというかは知らないが。

GoogleがTwitterを統合して、リアルタイム検索を実現するのは考えられるが、どうもそれだけだと話が単純すぎるようにも思う。

そろそろGoogleは、Evilに?

最近、「そろそろGoogleは、Evilになるかもしれない。」という思いを抱くようになった。Chromeに始まるFirefoxとのいびつな関係・Googleへの情報送信に始まるこの疑念は、Twitterの買収でもっと促進するような気もする。

Twitterには、「気兼ねなく」一言を投稿できる雰囲気があるようにも思うし、(関係者・本人が)「ひっそりと一言だけ」というような使われ方もしているように思うからだ。それが、Googleと統一し、リアルタイムに検索されてしまうとすれば、その雰囲気を壊しかねない。Twitter側が、早期に「10億ドル積まれても売らない」というCEOの判断(ないしその情報のリーク・報道)は、そのような雰囲気を守るための判断に思えてならない。

次世代の検索エンジン:リアルタイム検索は、どうなるのか。Googleは、Evilにならずにすむのか。まだまだGoogleは、見ていておもしろそうだ。