登記法の勉強をすすめて、だいたい感じがつかめてきました。

どうやら正確かつ細かい膨大な知識をきちんと頭に入れることがまず第一歩のように思います。
そして、それは択一試験でも同じで、しかも択一試験と内容・範囲的にはほとんど同じです。

ただ脳への入れ方と脳からの出し方が違うので、その訓練をしなければなりません。
しかし、それについては、択一を中心に知識を確実に正確にしていく訓練を積むことでなんとかなりそうです。(これは司法試験択一試験に苦しんだ自分の経験からもそんなに間違っていない感覚だと思います。)

あとの問題は、書式の問題への対応・練度をいかに向上させるかです。
これには2つのポイントがあるように思います。

1.どれだけ問題演習をこなすか
2.どのように問題演習をするか

書式の問題は、繰り返し何度といても新鮮な気持ちで解けなそうです。それでいて、現存する書式問題はそれほど数が多くないように思います。
これらの事情のため、一問一問を深く自分の経験に落とし込めるよう注意して解いていかなければなりません。

では書式の問題集で適したものがなにかあるのかと探したところ結構微妙な感じです。

以下、予備校毎のリスト。


【LEC(オンライン本校へのリンク)】

・書式ベーシック(不登法):基本的問題を集中に全60問(2008年6月発行。平成19年3月現在の法改正に対応)
・書式ベーシック(商登法):基本的問題を集中に全42問(2007年5月発行)

基本的な問題で簡単らしい。でも、最後の方は難しいらしい。
問題数や基本事項の確認としてはうってつけのようにも思えたりする。

ただ、これは書籍にではなくLECの各本校か、LECのオンライン本校にて購入が可能。

・合格ゾーン 記述式過去問題集(不登法)
・合格ゾーン 記述式過去問題集(商登法)

過去10年分(平成12年度から平成21年度まで)の司法書士筆記試験で実際に出題された記述式問題を、最新の法令に対応させて編集し、解答・解説を加えた記述式過去問題集

とりあえず、過去問集は抑えておきたい。
ただ、これも書籍ではなくLECの各本校か、LECのオンライン本校にて購入が可能。


【Wセミナー(TAC・Wセミナーのページ)】

司法書士ブリッジ商業登記法 実戦編

司法書士ブリッジ商業登記法 理論編

司法書士ブリッジ商業登記法 実戦編

司法書士 択一・記述ブリッジ 不動産登記法 理論編 (司法書士択一・記述ブリッジ)

司法書士ブリッジ商業登記法 実戦編 (司法書士択一・記述ブリッジ)

多くの合格者が利用していたという話をしているテキストで決定版とも言えるようにも思える。
ただし、不動産登記法の実践編がAmazonでみる限り、2006年9月が最新刊となっている。
WセミナーというかTACのオンラインストアを見ると、「改訂版の発売予定がございます」と表示がされている。

不動産登記法の実践編改訂版がいつでるのかがちょっと明確じゃないのがアレ。でもたぶんこれはやる。難易度は難しいらしく、本試験レベルと同等かそれ以上とのこと。特に連件申請の問題演習が出来るのが良いらしい。


【伊藤塾(伊藤塾のページ)】

うかる!司法書士記述式答案構成力不動産登記 実戦編 第2版

うかる!司法書士記述式答案構成力不動産登記 実戦編 第2版

うかる!司法書士 記述式答案構成力 商業登記 実戦編

うかる!司法書士記述式対策 不動産登記 入門編 (司法書士試験シリーズ)

うかる!司法書士記述式対策 商業登記 入門編 (司法書士試験シリーズ)

うかる!司法書士記述式対策 不動産登記 入門編 (司法書士試験シリーズ)

評判をあまり聞かないのだけど、蛭町講師が良いという話はいろいろと聞く。Amazon評価でも良い感じなので、ちょっと考えてみようかと思っている。実際本屋に見にいかねば。


とりあえず、いくつか選んだのち問題数を集めて、一日一問ずつ解いていくつもりです。

暇人\(^o^)/速報 : 敷金はまだ理解できるが…”礼金”更新料”って何だよ!このせいで引っ越しが出来ないヤツ急増 – livedoor Blog(ブログ)

上記エントリーを見て、結構正しくない知識を信じている人も多いんだなと言うことがわかった。

私は、ある程度知識を得ているし、宅建もってたりするし、ガイドラインについても本を読んだ。法的責任や考え方についてもある程度理解しているつもり。

でも、なんか大家や不動産屋と細かい部分まで戦おうという気も起きないし、明らかにおかしく理不尽な要求については、裁判まで行っても良いけど、別に変な名目の請求じゃなければ、生来の怠惰な性格が災いしてか、めんどくさくなる。

*契約前からシャンデリアが備え付けてあったとして、解除時にそのシャンデリア代を請求するなど[賃貸住宅に入るとき・出るとき – 山崎はるかのメモ

なんというか、大家はまだ良い。法律とかガイドラインとか知らないで変なこと言うぶんにはかわいげがある。でも、不動産屋は「わかってて」言ってるからすごい。それが正当な商行為だとか自分に言い訳する人も凄い。私にはそこまであこぎなことはできない。

そういう風に、「わかってて」言われると、怒るを通り越して冷める。あ~、もういいや、お金で縁を切れるならもういいやと思ってしまう。怒って戦うとなると戦ってる間、縁が切れなくなるのが嫌だ。そういう人間のために、自分の時間と精神が消費されゆくのが我慢できない。

 

そうなった最初のきっかけー大学時代、アパート退去時の大家とのいざこざ

大学の時済んでいたアパートは、田舎のロフト付きワンルームで月51,000円だった。更新料は無く、壁が薄いのと3階であることと、1階に頭のオカシイおじさんが住んでいること以外には不満はなかった。
退去時、まぁ、ガイドライン的にはちょっとだけアレだけど、名目上おかしな請求は無かったので、敷金と相殺・精算し残額を返還するという旨、不動産屋から言われて退去完了となった。

※ちなみに、敷金は退去と引き替えに返還されるものではなく、退去を完了してから返還となる。これは敷金の法的性質が退去を完了するまでに発生した一切の債務を精算する趣旨のものだから。

まぁ、普通だった。たしか、このときは宅建に合格した次の年で、ガイドラインもいろいろ覚えていた。チクチク攻めてやろうかとも思っていたが、そんなに変な請求がなかったので、「別にいいや」と拍子抜けして何も不動産屋には言わなかったのを覚えている。

ただその後、1ヶ月経っても2ヶ月経っても敷金が返還されない。賃料・敷金の振込先は不動産屋ではなく大家だったので、最初に不動産屋に確認し大家にちゃんと話が言っているかを確認。で、今度は大家に電話をすると、「不動産屋に聞いていない。すぐ返還する。」とのこと。退去は聞いていたが敷金の返還は聞いていないとかいう時点で意味不明。もちろん、謝罪の言葉は無い。

で、半年経っても敷金が返還されないので、もうめんどくさいからキレることにした。キレてなんだかんだあって、とりあえずこの大家は逃げ切る気まんまんだなとわかった。「明日銀行の担当者が家に来るからその時払います」とか言ってた。「あなたが自分で振込に行くべきではないんですか!?」とか言ってたら相手も逆ギレしてきたりした。

もう追い詰めるしかないな~と悟り、「返すんですか、返さないんですか。はっきりしてください。返さないならとりあえず内容証明を送りますから、その後どうなるのか大家をしているくらいなら普通想像できますよね?言ってる意味わかりますか?」と、「内容証明郵便の書き方」的な本を片手に言った。すると、食い気味に、「返します返します!」と言う。

その後に続けて出てきた言葉がおもしろい。「返しますから、もう私の○○(アパート名)に近づかないでください!」といって電話が切れた。

…意味がわからん。(でもなんとなく勝ち逃げされたみたいで悔しい)

すでに退去が完了して、ゆうに百キロは離れた所に住んで早半年。「近づくもなにもないだろ。っていうか、とっとと返せば電話しねーよ。」とか思いつつ、結局「馬鹿には勝てん」(ジコ坊風)と思う事にした。

なんか疲れた。呆れた。なんというか、少なくとも、この大家は、「敷金は返還しないのが当たり前」とか、文句を言われたら返そうとかいう考えなのだろう。大家側の事情もあるとかわけのわからんことを言う人もいるが、他人から預かっているものを返還しない理由にならない。

 

今とこれからの賃貸市場

あれから数年、どんどんと借り手市場になりつつあり、法律の番組やら法律のゲームやらが増え、弁護士も司法書士も増大する昨今、それでもなおこのような大家は存在しているようだ。

大手不動産屋ですら、更新料の他に、「契約書書き換え料」名目で5,250円とか請求してくる。そんなもん書き換えたくらいで5000円もらえるならオレがやるわ。

そういうことをするから、どんどん法規制が借り手側に有利に改正され、自分たちの首を絞めていると言うことが理解できないらしい。法律が変わっても、それを知らない借りてばかりだから関係ないと言うつもりだろうか。

これから先、弁護士や司法書士が一挙に敷金返還請求ブームを巻き起こす可能性もある。いつまで貸し手市場で居られるのか。傍観者としても当事者としても楽しみに見ていこうと思っている。