Macのイメージ

※本記事は2011年のものです。最近のアップデート記事があります。: 【2016年版】開発者 or ITに詳しい人がMacを選ぶ理由 | Lunarian's Blog


以前、Macが良いということを、詳しく聞かれてあまり納得いただけなかったことがあったので、なぜMacを選ぶかを考えてまとめてみました。

前提2つ、理由8つで、合計10個でまとめています。

WindowsとMacのどちらが良いの?というのは、割とずっとある疑問のようですが、その答えの一部にもなるかもしれません。

前提

前提1.開発者 or ITに詳しい人は、環境を選ばない

前提として、そもそも開発者やITに詳しい人は、作業環境を選ばない知識とスキルがあります。
Windowsだけでなく、Mac、Linux、FreeBSD、DOSなどさまざまなOSに触れている人も多いです。
日本語だけでなく英語も学ぶことで、逆に日本語のセンスが向上するように、複数のOSに触れることは、技術者としての知識・技術の幅や深みが広がるということもあります。

前提2.開発者 or ITに詳しい人は、移行コストがほとんど無い

上記のように、スキルがある人は、WindowsからMacに移行しても、Windows環境で得た知識の中から、Macにも通ずる知識を引っ張り出して適応できます。
初めてMacに触れる際も、違いなどをすぐに把握して慣れることができます。
そもそも、Mac OSも歴史のあるOSに流れを組んでいることからも、Macに移行する際のコストが小さいのです。

Macをなぜ選ぶか

たとえ、移行コストが少なかろうと、積極的にMacを選ぶ理由が無ければ、Macは選ばれません。
では、Macの優位性とは何なのでしょうか。

その1.美しい

Macは、その外観もさることながら、OSのデザインや設計など「美しい」と感じる部分が多いです。
例えば文字のレンダリング一つをとっても、Windowsから移行すると驚くことの一つです。
Windowsでは、Windows Vistaから正式に「メイリオ」というフォントが採用され、だいぶ見やすくなりました。しかし、問題はフォントではなく、そのフォントをOSがどのように表示するかという部分なのです。Macはその部分が非常に優れており、文字が見やすいのです。

この「美しい」というのは、非常に重要で、より気持ちよく、より快適に作業できるということになります。つまり、より気を取られず集中出来るということです。

その2.安定している

Macは、FreeBSDという非常に枯れた安定したOSをベースに構築されています。また、ハードウェアとソフトウェアをApple1社が一緒くたに開発しており、対応しなければならないハードウェアも数えられるくらい少ないため、非常に安定しています。

Windowsは、様々なハードで動くことを想定されていますし、Windowsを開発しているMicrosoftとPCメーカーはもちろん別ですので、どうやっても不安定な部分が出てきてしまいますが、Macでは有りません。

Windowsを使っていて、動くはずのハードやソフトが動かないということは、まぁまぁあることですが、Macでは基本的に動くはずのものは動きます。

その3.FreeBSDベースである

Macは、FreeBSDベースであるという話をしましたが、FreeBSDの成果が組み込まれており、また、Mac OS X自体がPOSIX準拠の端末であると認証されています。
そのため、LinuxやFreeBSDでよく使うような使い方をMacでもシームレスにできるようになっており(FinderからVNCなどが可能)、この点で特にサーバー方面に詳しい技術者にMacが受け入れられるようです。

その4.コアの仕事以外でもMacで困らなくなってきた

開発者やIT技術者にとっての仕事は、プログラムを書くこと(エディタやIDEの利用)、デザイン(Webデザイン、DTP)、ネットワーク管理などです。
エディタやIDEは、Macにも優秀なものがあります(Jedit、TextWranger、Emacsなど)し、デザインはそもそもMacのほうに長い歴史があります。また、ネットワークについても、上記のようにUNIX準拠のため基本的に問題ありません。
したがって、開発者やIT技術者にとっての主な仕事には、Macで対応が可能であることは明らかです。

問題は、それ以外の客先とのファイルのやりとりや、オフィスドキュメントの作成などのWindows優位な場合についてです。しかし、これについても、最近では障壁が無くなってきました。

MacにもMicrosoft Officeがあるというのはもちろんですが、Microsoftは、WebベースでOfficeを提供し始めました(Office Live、Office 365)。また、Google Docsなどもありますし、なによりもやりとりするファイルとして、PDFの普及があります。PDFビューアとして、MacはWindowsよりも優秀ですし、Macでもファイルのやりとりに困ることが無くなってきました。

同じく、ドキュメントの作成も、Microsoft OfficeやGoogle Docsなどを利用できますし、プレゼンテーションについては、Apple CEOだった故スティーブジョブスが利用していた「Keynote」があります。これらを駆使することで、Windowsでなくても困らないようになってきているのです。

これから先、ファイルのやりとりやコミュニケーションは、Webベース・クラウドベースのものに移行していく傾向でもありますし、この点ではMacへの移行コストがどんどんと下がっていくでしょう。

その5.ある種のあこがれ

Macは、ある種のあこがれをもちますし、もたれるマシンであるといえます。Macを使っていれば、たぶんWindowsも使えるんだろうなと思いますし、スキルがありそうとか、センスがありそうと思われやすいように思います。

技術者も人である以上、その第一印象に気をつけなければという側面がありますので、その面でMacを選ぶという人もいるはずです。

また、以前からMicrosoftを知っている人であれば、そして、Googleの社是である「Don’t be evil.」などを知っている人であれば、Macが好きと言うよりも、MicrosoftやWindowsが嫌いという人もいるはずです。

その6.開発環境としての優秀性

Macでは、現在最も普及している言語である、Javaの開発はもちろん、多数のプログラミング言語での開発が可能です。
また、現在最も優秀なスマートフォンアプリプラットフォームである「iPhone」や、現在最も普及しているタブレット「iPad」用のアプリが開発できるのは、Macだけです。
一方で、そのライバルともいえるAndroidアプリの開発も、Macで可能です。

すなわち、トレンドを押さえたアプリケーション開発が一台で出来るのは、Macのみということになりますので、その点でMacを選ぶ開発者は多いと思います。

その7.長く使える

Macは、定期的にバサッと旧世代を捨て去ることがありますが、ある程度古い端末でも、最新のOSにアップデートすることができますので、長く使えます。

また、Macはあまりコアデザインは変わらないため、次の世代に買い換えても違和感がなく移行ができます。移行のストレスがかからない分、より楽に仕事を継続できるのです。

Macから違うMacに買い換えたときに、データなどの移行を請け負うアプリケーション「移行アシスタント」が突いていることもその移行ストレスを少なくしています。

その8.安い

Macは、Windowsマシンと比べ、同等スペックなら安くなる傾向にあります。
Apple一社が、同じモデルを世界中で発売するため、スケールメリットのために安くなるからです。
その上、特段壊れやすいとか、特段遅いということもないため、単純にコストパフォーマンスの面でMacを選び安いともいえます。

 

まとめ

以上、まとめてみました。偏見に近いのもあるかもしれませんが、こんな認識です。
これで、聞かれても大丈夫なので、ちょっと安心です。

「やる気のスイッチ!」表紙

やる気のスイッチ!」という書籍によれば、過去の自分(記憶)が、未来の自分(希望)今の自分を邪魔するという。

思い返してみれば、確かにそうだ。

この指摘をみて、思うことが2つある。

1.過去の自分(記憶)は、おもいっきり自分を邪魔している
2.未来の自分(希望)は、いつも自分を励ましている

ネガティブなのか、ポジティブなのかわからない。だが、この本の趣旨に沿って、自分は「実はポジティブだが、過去の記憶についてはネガティブなものばかりを捉える癖がある」ということにしておこう。実際、無理が無い解釈だと思う。

なぜそうなったか?を考える

思えば、過去の記憶についてネガティブなものばかりを捉える癖ができあがったのは、小学生の低学年の頃のように思う。小学生の頃は、毎日がイヤでイヤで仕方が無かったし、学校がイヤでイヤで仕方が無かった。
常に抑圧状態にあって、時たま起こる記憶の出来事は悪いことが多すぎた。学校がイヤな自分を正当化し、学校の規則や大人の押しつけるルールに刃向かう自分を正当化するために、「ほら、学校ではこんなイヤな記憶しか無いじゃないか」「ほら、まじめにやってもこんな風に裏切られたじゃ無いか」と自分を毎日正当化し続けていたような気がする。

時たま起こる記憶の出来事は、確かに悪いものが多い。実際にイヤなことばかり起きていた。客観的に記憶を振り返ってもそう思う。記憶は改ざんされていくものだということは、法学・刑事訴訟手続などを学べば当たり前のこととして分かるが、それを差し引いてもだ。

それら悪いことが、今の自分の猜疑心や慎重さなどを形成していることは否定できない。そのおかげで助かっていることもあるだろう。だが、人格形成に資する要素か否かという次元と、今の自分を邪魔する記憶を排除するということはまた違う次元なのだ。

過去の記憶は、もう十分振り返った。あの時、あの頃の自分にはどうしようもなかったし、戻りたくても戻れないし、あれらの記憶からは十分に学んだのでは無いか。今、たった今、そう思った。

もう一つの大きな記憶

大学に入ってすぐに高校の時とても好きだった子にフラれたのは、自分にとって非常に大きな出来事だった。その悪い出来事の裏で、自分を励まし、新しい価値観をたくさん教えてくれた人もいた。

それらを総じて見れば、それは決して悪い記憶では無いのでは無いか。フラれた記憶が強烈で、自分がかわいそうで、そんなかわいそうな自分に酔いたくなるのは分かるが、もう思い返すのは止めよう。思い返しても仕方が無いことだ。

一つスッキリ。こんなスッキリが詰まった本

こうして一つ、今の自分を邪魔する原因を除去できた。「やる気のスイッチ!」は、良書だと思う。分量も少なく、あっという間に読める。とはいえ、書いてあることは深く、人によりとらえ方があるようにも思える。答えはその人の中にあり、それで良いと思う。

やる気のスイッチ!
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山崎 拓巳
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