レンズレビュー: Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH(マイクロフォーサーズレンズ)

2023 年 9 月 10 日LEICA,Panasonic,ガジェット,マイクロフォーサーズ(MFT),レビュー,レンズ

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PEN E-P7 と Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH
PEN E-P7 と Panasonic LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH

OMDS(旧オリンパス)のレンズ交換式カメラ、PEN E-P7 を購入して、日々パシャパシャ撮影しています。

PEN E-P7については、下記エントリにまとめています

PEN E-P7につけてみた感じは、以下のような感じ。

OMDS(旧オリンパス) PEN E-P7 に装着してみた

上記エントリにも記載しましたが、次に欲しいレンズとして、明るい広角レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. ブラック H-X015-K」を購入しましたので、ご紹介。

LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. とは?

明るい広角の単焦点レンズで超楽しい

お造り
お造り(PEN E-P7 wth LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. にて撮影)

本レンズは、Panasonic製のLEICAブランドレンズ、通称パナライカなレンズの一つです。15mm(35mm版換算で30mm)の広角の単焦点レンズになります。

重さが115gで、かつ非常にコンパクトです。単焦点でパンケーキというほどではないですが、コンパクトです。PEN E-P7(電池・カード込で337g)と組み合わせても、500gを切るセットで、カバンへの収まりもよく、日常的に持ち歩いています。

15mm(35mm版換算で30mm)という35mm換算で28mmでも35mmでもない微妙な画角ですが、これがテーブルフォトや景色、夜景、お出かけのときのスナップ写真にも、むしろ絶妙な画角です。

OMDS(旧オリンパス)ボディにPanasonic製レンズの組み合わせながら、オートフォーカスも速く全然迷わないです。夜でも普通に人間が困らないくらいの明るさがある場所であれば、やはりオートフォーカスは、全然速いし迷わないという感じで、ちょっとびっくりしました。私が撮影したいと思う大体の場面では、迷いなく、気持ちよくパシャパシャと撮影していける超楽しいレンズです。

SUMMILUX(ズミルクス)?

安曇野ハーブスクエアに咲いていたヤグルマハッカ(PEN E-P7 wth LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. にて撮影)

SUMMILUX(ズミルクス)という名前がついているのですが、これはLEICA(ライカ)ブランドにおけるF1.4のレンズにつけられる名称です。でも、本レンズは、F1.7なので、「?」という感じです。なにか理由があるのかもしれないですが、F1.7で十分明るく、明るさで困ったことはありません。どう絞るかという方向でしか考えなくていい、というか何も考えなくても良いレンズだなと思っています。

オリンパスのカメラに、Panasonic製のレンズを付ける?

OMデジタルソリューション(旧オリンパス)製のカメラボディですが、マイクロフォーサーズ規格として統一されているため、Panasonic製でも問題なく利用できます。オートフォーカスも普通に速いです。ただし、本レンズには、絞りリングがついているのですが、これはアナログ動作ではなく電子動作で、対応しているPanasonic製カメラボディでしか利用できません。PEN E-P7 のようなOMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)製のカメラボディでは、絞りリングは回しても何も起きないです(逆に言えば何も起きないので問題も起きないです)。

しかも安い

LEICAの名がついていて、写りもよく、超楽しいレンズですが、中古価格で、3万5,000円くらいになります。

作例

撮影してみた感じは、以下のような感じです。(ただ、いずれも、横1024pxに切り取り、Optimizeしてサイズを削減しています。)

これに近いレンズは?

本レンズと似たような画角のマイクロフォーサーズレンズは、下記のような感じです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)の広角12mm(35mm版換算24mm)の単焦点レンズ。広角側は、1mmでもだいぶ違うということなので、上記パナの15mmよりも広く撮影できそう。F値は、少し暗くF2.0ですが、十分な明るさな気もします。130gの軽量なモデルで、中古で4万円しないくらいのレンズなので、こちらも良いなぁと思っています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

同じくOMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)の広角17mm(35mm版換算34mm)の単焦点レンズで、こちらはPROシリーズ(写りがよく防塵・防滴)になります。F1.2と明るいレンズで、PROシリーズのため写りは良さそうです。ただ、PROシリーズのためちょっと重く(390g)、お値段もお高いです(中古価格で、10万円弱くらい)。

LEICA DG SUMMILUX 12mm F1.4 ASPH.

Panasonic製のLEICAブランドのレンズです。こちらの方が、広角12mm(35mm版換算24mm)の単焦点レンズで、かなり広い画角で撮影できそうです。SUMMILUX(ズミルクス)の名の通り、F1.4と明るいレンズで、このレンズも楽しそうです。ただ、ちょっと重く(335g)、しかもお値段もお高いです(中古価格で、8万円前後くらい)

LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.

Panasonic製のレンズで、こちらはLEICAブランドではありません。広角14mm(35mm版換算28mm)の単焦点レンズです。かなり薄く、まさにパンケーキレンズというべきレンズになっています。めちゃくちゃ軽く(55g)、またお値段もお安く(中古価格で、2万円弱くらい)なっており、これも良いなぁと思っています。

まとめ

本レンズのような小さい、軽い、広角の明るいレンズは、お出かけのお供、PEN E-P7のお供にぴったりで、パシャパシャして楽しいレンズです。PEN E-P7と組み合わせるという意味では特におすすめになります。

ただ、単焦点で広角のため、当たり前ですがズームとかは出来ないです。お出かけの最中、ツバメの巣を見つけて、雛がぴよぴよ言っていたのですが、ズームしたくなってしまいました。よく考えたら単焦点レンズしかないので、次はズームレンズを購入したいなと思っています。

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