レンズレビュー: OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II(マイクロフォーサーズレンズ)
PEN E-P7を購入して、カメラ楽しい!…となってから1ヶ月くらいが経ちました。この間に何本かの単焦点レンズに加えて、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」というズームレンズを利用してズーム撮影を楽しんでいました。その際の感想などは下記エントリーにまとめています。
上記レンズは、写りが非常に良く、焦点距離も広くて、めちゃくちゃ便利なズームですが、大きくて重く、PEN E-P7には似合わないという問題がありました。マイクロフォーサーズレンズには、標準ズームと呼ばれるレンズもたくさんあるのですが、もうちょっと広く、広角から望遠までカバーする便利ズームが他にもあります。それが今回紹介する「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」になります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II について
「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」は、広角14mmから望遠150mmまでという、35mm判換算で、28mmから300mmという非常に広い画角を捉えることができるレンズです。ボディに付属するキットレンズにもなっています。
悪魔のレンズと呼ばれる「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」ほどの写りではないようですが、少し試してみた感じ、上のアゲハ蝶の写真のように、結構カリッと綺麗な写真が撮影できたので、「おっ、これは良いな」という感触を得ています。
大きさと重さについて
上の写真を見てもらえればわかるように「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と比べると今回紹介する「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」は、小さくて、かなり軽いです。
また、重さでいうと、285g と 561g ですので、およそ半分くらいの重さで、持ってみると全然違うことがわかります。
とはいえ、上の写真のように、PEN E-P7に付けるとちょっと大きいなという感じがあります。幸い、私の場合、PEN E-P7で望遠を撮りたい場面は多くはなさそうなので、こちらは持ち歩いていざという時に付け替えて利用するという感じになるかなと思っています。
広角端と望遠端
どのくらいズームできるかという感触は、上記2枚の写真でつかめるかもしれません。広角端14mm (換算28mm) と 望遠端150mm (300mm)での写真で、撮影時、私自身は一歩も動かず2枚撮影しています。
作例
まとめ
大船フラワーセンターに植物を撮影しに行ったら、ちょうどアゲハ蝶がやってきて撮影できたのはラッキーでした。花も綺麗ですが、花と一緒に写るアゲハ蝶という組み合わせが、撮影したときにはあまり思わなかったのですが、帰ってきてPCの大きいディスプレイで見ると、アゲハ蝶の胴体のフサフサした感じや背景の綺麗なボケ味が非常に良い感じでした。フルサイズだともっとボケてしまってアゲハ蝶は引き立つかもしれませんが、花は彩りだけになってしまう気がします。
普通に綺麗で、焦点距離的にも非常に便利、防塵・防滴だったりもしますし、さらに軽量。そう考えると、これが最高の登山レンズかもしれません。
これからもちょいちょい利用していこうと思うレンズです。
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