FUJIFILM 「X-T4」を購入するまで

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この前、小田原フラワーガーデンにお出かけし、バラ展をやっていたので、ひさしぶりに、カメラを持ち出して写真を撮るのを楽しめました。

もっていったのは、OM SYSTEM(旧OLYMPUS)のPEN E-P7とマクロレンズ30mmのみ。

PEN E-P7は、小型・軽量のため、標準域マクロレンズの使い勝手と写りが良く、気軽にバッグにいれて持って行くことができます。

どうも最近、体力が落ちてきて、歩くのも億劫になってきており、「気軽に持って行けるという価値」を再認識しています。

また、PEN E-P7の場合、ストラップをつけて肩から下げても、仰々しくなくて、違和感も無いなと思いました。

お散歩カメラ、新しいの、欲しい

カメラを肩から提げるイメージ

この「ストラップで肩からカメラを下げて、歩いて写真をとって、また体の横にカメラを戻す」みたいな所作が割としっくりきて、この感じで散歩しながら写真撮ったら、楽しくて散歩に出るのも億劫じゃなくなるかもしれないと思い始めました。

また、合わせて、最近他のメーカーのカメラも気になっていて、今持っているカメラで、持っていない要素をもったカメラを購入して、試してみたくなってきました。

いつも自分のカメラについて「良い!」「最高!」とか思ったり言ったりしてますが、他のメーカーも知らないとちゃんと評価も出来ないんですよね(今さらですが)。

そこで、肩から提げて散歩しても仰々しくなさそうな見た目のレトロな外観で、PENTAXとOM SYSTEM(旧OLYMPUS)以外で、今持っていない要素を持つカメラをいろいろと見ていました。

一番最初に目にとまったのが、NikonのZfcで、レトロな外観で、小型・軽量、今もっていないNikonで、かつEVFでバリアングル液晶という要素をもっています。しかも、ズームレンズキットが新品で13万円と、(一般的な感覚ではおかしい気もしますが)かなりお得なお値段です。

気づいたらマップカメラで「取引中」になってました。

Zfc、在庫とボディ内手ぶれ補正がない

マップカメラさんの販売ページ

ただ、取引履歴をよく見たら、Zfcは、在庫が無く「お取り寄せ」になっていました。

注文してから、Zfcのことを色々調べ始めて、どのレンズを次は買おうかなとか、SDカードと液晶保護シートとストラップは何にしようかなとかいろいろ調べてたのですが、Zfcには手ぶれ補正が無いことに気づかされました。

キットレンズの「NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR」にはレンズ側に手ぶれ補正が付いているので、当該レンズであれば問題無いのですが、別バージョンのキットレンズとしても採用されている「NIKKOR Z 28mm F2.8 (Special Edition)」などの単焦点レンズには、レンズ側には手ぶれ補正が付いてないです。

スチル撮影なら不要という方もいますが、暗いところとか、ちょっと姿勢が悪い状態でも無理してでも取りたい画角があったりとか、そういう時手ぶれしそうで、手ぶれ補正があるに超したことはありません。

公式ショップにある Zfc のイメージ

思えば、私にとっては初めてのカメラであるPENTAXのK100Dから、ボディ内手ぶれ補正があるカメラしか触ったことがありません。そういう意味では、良い経験かもしれないとも思い始めました(「手ぶれする自由がある」という考え方もあるようです)。

とはいえ、レンズラインナップを見てるとAPS-Cイメージセンサー(Nikonでいう「DXフォーマット」)用のレンズは少なく、レンズに手ぶれ補正が付いたものも多くないので、どちらかというと、フルサイズの「Zf」の方がよさそうだなと思い始めました。

でも、Zfにはシルバーモデルが出ておらず、シルバーモデルが出るのを待つか…という気持ちになっていました。

FUJIFILMに惹かれ始める

富士フイルム公式サイトのスクリーンショット

Zfcの在庫について、いろいろ調べたら、8月まで出ないみたいな情報が出てて、「もし、そうならキャンセルかなぁ、違うのにしようかなぁ」と思い始めました。

そこで、再び「肩から提げて、体の横におきつつ散歩しても仰々しくなさそうな見た目のレトロな外観で、PENTAXとOM SYSTEM(旧OLYMPUS)以外で、今持っていない要素を持つカメラ」というテーマで探していたら、FUJIFILMのカメラ、特にX-Tシリーズを見つけました。

FUJIFILMのカメラといえば、「カメラ、はじめてもいいですか?」(通称「カメはじ」)で、主人公のミトちゃんと、ヒロイン?のチサトさんが使っているカメラだなぁというのが浮かびました(そのくらいしか知らなかった)。

いろいろ調べてみると、新品は国内市場にはずーっと全然在庫が無くて、どんどんと値上がりしていて、最近の株主総会でのCEOの発言から、それらは全然是正する気はなくて、作りすぎて在庫リスクを抱えて価格を下げるリスクは絶対に犯さないという方針(どんどん価値を上げて、数を絞って、値上げしていこう的な方針)のようなので、特に国内では、今買っとかないとどんどん値上げするかも?という感じがしはじめました。

X-T4、X-S10、X-H1あたりから、手ぶれ補正があり、見た目もレトロで、レンズも安くて軽量なものがありそうだったので、「これはよさそう」と思ったのですが、中古でもやっぱり全然在庫がないし、Zfcに比べたら高いし、「ううむ…」となってました。

そしてZfcの注文から2週間経った

Zfcを注文してから、2週間経っても発送されませんでした。マップカメラの「特定商取引法に関する表示」の「11.引き渡し時期」によれば、2週間経っても発送されない場合は、キャンセル可となってましたので、問い合わせたところ、現状3ヶ月待ちのようで、どうしますか?と返ってきました。

3ヶ月もあれば、中古で良いのが出るやろ、と思ってとりあえずキャンセルしました。

ただ、上述したようにFUJIFILMのカメラに惹かれ始めていて、Zfのシルバーモデルもすぐには出なそうでしたので、もういいやーと思って、FUJIFILMの「X-T4」と標準域ズームの安価で軽量なレンズを購入しました。

使用感など

長くなってしまったので、使用感や富士フイルムについて思うことなどはまた次にエントリ予定です。

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